Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[後編]



「…っっっと信っじられない…っ…」



福嶋くんってどこまで穢れてるのっ?



どこまで穢れれば気が済むの!?



「ばかばかばかっ…ド変態っ!」



あんな人にちょっとでも心が揺れた自分がバカだった。



――ぼすっ…ぼすっ…



福嶋くんの最低ぶりと自分のバカさ加減に怒りがおさまらず待合スペースのソファーにあたる。



っていうか女性関係が派手だったっていう西崎さんの告白に怯んでたけど、考えてみたら福嶋くんのほうがもっとすごかったんじゃない。



だって出会った頃の福嶋くんっていえば日替わり弁当みたいに彼女が毎日コロコロ変わってて…



あたしの目の前でもお構いなしにキスシーンとか見せつけたことあったし。



あの頃きっと毎日のように違う女のコを…



「365日違う女のコを……〜(@_@)〜」



…ありえない。



絶対ありえないから!



穢れまくってるから!



「ばかっ! 最低! もう二度と顔見たくないんだから!」



携帯に向かって悪態をついたときだった。



〜♪〜♪





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