秘密の鎖
「どういう意味ですか、それ。私が作ったに決まってるじゃん」
今、私の顔はちょっと赤いかもしれない。
だよねー、と言いながら夕月さんは炒飯を次々に口に運ぶ。
「俺、料理できないんだ」
悲しそうに言う夕月さん。
私はグラスの水を少し飲んだ。
「でも、料理できたら女のコがほっときませんよ。夕月さん、ただでさえカッコイ」
言ってしまってからはっとした。
私、なんてこと言ってるんだろう!
「へーぇ?」