殺人ゲーム
次の日。
約束通り,咲が向かぇに来た。
『あ・や・めぇーっ!』
咲の声。
‥もう,ぅるさぃなぁ。
メールくらいしてくれればぃぃのに‥
にしても,早くなぃ?!
時計を確認すると,まだ7時過ぎだった。
…しかたがなぃ。
あたしは制服に着替ぇて,家をでた。

『綾芽ぉはょ〜』
咲はかなりご機嫌だ。
『咲〜早いょ〜』
『ごめんごめん!じゃ,行こ』
あたしたちの通う高校は,ぁたしの家から徒歩30分もぁれば行けるょぅなところにぁる。
ルンルンの咲の足には30分も必要なかった。

『着いたっ♪』
『でも,まだ7時半だょ?』
『ぇ゙っ?!そんなぁ……
ん?ねぇ綾芽,コレ』
『何?』
咲の指差す方を見ると,そこには小さな貼り紙がぁった。
[体育館集合]
それだけ書かれていた。

『行ってみょ』
咲が言う。
『うん』
ぁたしたちは体育館へと足を運んだ。
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