人格投与兵器 御伽
「おいっ、大丈夫か!?」
こんな男達にも仲間意識はあるらしい。俺が倒した二人のものらしい名前を呼ぶと、数人が駆け寄ってきた。
その前にカプリッチオを拾っておく。どさくさに紛れて取り返されたらやっかいだ。
それにしても、実戦経験の無い俺が人間を攻撃できるか心配していたが、どうやら心配しなくても良さそうだ。
未だに俺を囲んでいる男達のむこうでは、さっき駆け寄ってきた数人が倒れた二人の救護に当たっていた。
鼻を粉砕された方はともかく、腕を破壊された方は助かるかどうか。
どのみち、俺には関係ない。
さっさとこの場を切り抜けようとした、俺の背中に、いや、この場にいた全員に、