年下彼氏は小悪魔系
「サイコー♪って何が?」
「ううんこっちの話」
いつの間にか思ってること声に出してた!?どんだけテンション上がってんの私。
「で、何で年上が恋愛対象か聞いたわけ?」
「それは...な、内緒!!」
「俺のこと好きとか?」
「なっ///」
やばっ声裏返った...バレたかな?
「赤くなんなよ~俺も照れるじゃん」
なんてカズは笑ってるけど私真剣なんだよね。
「ねぇカズ」
「ん?」
「私がカズのこと好きって言ったらカズはどうする?」
「何言ってんだよ。俺たち友達だろ?笑えないジョークは禁止」
「カズ...私本気だよ。もう「年上の女友達」はいやなの!」
さっきひっこんだはずの涙が溢れ出す。
「...っ...っ」
部屋に響くのは私の嗚咽のみ。
私嫌われちゃったかな?でも、もうこの気持ち抑えられないよ...ずっと好きだったんだから。
「カズ...カズの気持..ち聞かせて......」
嗚咽をこらえながら言う私を甘い香りが包んだ。
「kっカズ?」
「ごめん...俺も柚榎が好き。ずっと昔からずっと好きだった」


< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

病み人間「僕」

総文字数/930

詩・短歌・俳句・川柳2ページ

表紙を見る
100%偽り

総文字数/0

詩・短歌・俳句・川柳0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop