櫻桃~サクランボみたいな二人~


#光輝side#


水着審査だぁ?!

そんなもん許さん!って俺は親父か。

_ガーッ_

「ぅおっ?!ビックリした…。すっかり忘れてた…」

『光輝?お前…今、どんな気持ち?』

「き、気持ち?気持ちって言うか…そんなもん許さん!ってカンジかな?」

『ハッハッハッ!!可愛いなお前』

可愛い?!男は可愛いって言われると…傷つくぜ?

「うるせー。真矢那は何て?」

『あー真矢那は…『ちょっと光輝?!あんた、桃花の彼氏なのにムカつかんか?!』

「まだ…彼氏じゃない。でも、ムカつく」

早く彼氏になって、堂々と嫉妬したい。

『まぁ…出たからにはしょうがないな。まぁ、頑張れや』光輝…ファイト!』

「あぁ…。…はぁ。なんで出しちゃったんだろ」

でも、今更後悔したって…遅いよな。

まぁ、ここまできたら、精一杯、桃花を応援するまでだ。


『只今から、水着審査に移ります。審査員の生徒のみなさんは、アリーナにお集まり下さい』

俺ら、生徒会のメンバーも、投票することが可能だ。

まぁ、大体のメンバーは…桃花かな??




そして、始まったのだ…水着審査が…。





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