櫻桃~サクランボみたいな二人~


*桃花side*


校内街宣が始まった。

「この学校に、新聞部をつくりませんか!」

「櫻光輝、櫻光輝を、宜しくお願いします!」

あたしと光輝は、大きな声で、言ってるつもり。

でも、さっきから、気になるのが……視線。

あたしを睨み見るような、ヤな視線。

目を輝かせて、光輝を見る、ヤな視線。

お似合いだなぁ~…って思ってくれてそうな、イい視線。

色んなのがある。

「おい、桃花。手伝ってくれよ。俺一人で、言わせんな…ハズイ///」

「あ、ゴメン。頑張るね☆」

そう言って、光輝に、笑顔を見せた。

「おう。頑張ってくれよな☆」

光輝も、あたしに笑顔を見せた。

「新聞部を、つくりませんかぁ~!!」

「櫻光輝、櫻光輝を宜しくお願いしまぁ~す!!」

どんな視線も、声援だと思えば良い。

すると、光輝の目の前に女の子がやって来て…。

「櫻光輝先輩…わ、私、先輩のこと、応援してます。が、頑張ってください」

なんか、この子、可愛いぃ~!!

「あぁ、ありがと」

光輝は、軽く微笑んだ。

「///で、では…///」



このようなこともあったが、校内街宣は、無事終了した。






< 69 / 197 >

この作品をシェア

pagetop