櫻桃~サクランボみたいな二人~
*桃花side*
校内街宣が始まった。
「この学校に、新聞部をつくりませんか!」
「櫻光輝、櫻光輝を、宜しくお願いします!」
あたしと光輝は、大きな声で、言ってるつもり。
でも、さっきから、気になるのが……視線。
あたしを睨み見るような、ヤな視線。
目を輝かせて、光輝を見る、ヤな視線。
お似合いだなぁ~…って思ってくれてそうな、イい視線。
色んなのがある。
「おい、桃花。手伝ってくれよ。俺一人で、言わせんな…ハズイ///」
「あ、ゴメン。頑張るね☆」
そう言って、光輝に、笑顔を見せた。
「おう。頑張ってくれよな☆」
光輝も、あたしに笑顔を見せた。
「新聞部を、つくりませんかぁ~!!」
「櫻光輝、櫻光輝を宜しくお願いしまぁ~す!!」
どんな視線も、声援だと思えば良い。
すると、光輝の目の前に女の子がやって来て…。
「櫻光輝先輩…わ、私、先輩のこと、応援してます。が、頑張ってください」
なんか、この子、可愛いぃ~!!
「あぁ、ありがと」
光輝は、軽く微笑んだ。
「///で、では…///」
このようなこともあったが、校内街宣は、無事終了した。