櫻桃~サクランボみたいな二人~
*桃花side*
_チュンチュンチュンチュン_
「ふあぁぁぁぁぁ……。もう、朝か…」
あたしは、階段を下り、食卓に向かった。
「おかぁさん…。オハヨ…」
「あぁ、桃花、おはよ。ご飯、食べてね」
「はぁい」
あたしは、ご飯を食べて、制服に着替え、家を出た。
「行ってきまぁす!」
「行ってらっしゃぁい!」
家を出ると、光輝はまだ居なかった。
「光輝、もう行っちゃったかなぁ…。連絡してみよっと…」
_プルルルルッ…プルルルルッ_
「…出ない。光輝の家に行ってみようかな…」
あたしは光輝の家の玄関の前に立った。
_ピンポーン_
インターフォンを押すと、ハァイと中から声がした。
_ガチャ_
「あら、桃花チャンじゃない。光輝まだ寝てるの。丁度いいから、起こしてくんない?」
「っえ?!あ、あたしが?!」
「うんっ!」
ムリムリムリムリムリムリムリムリッ!
光輝起こすなんて…っ絶対ムリッ!
「んだよ、朝から騒がし、い、な…」