涙が愛しさに変わるまで
「あたし仕事してるか食べてるかなんよ」
……凄いなぁ……この人。
じゃあ、あたしはあんまりお腹すいてないけど……なんか作るか。
あたしは材料をキッチンへ運び、料理の準備をし始めた。
「あたしもなんか手伝おか?」
「大丈夫です!!」
あたしは必死に手を横にふって言った。
だって佐藤さんが手伝ってくれたら……絶対黒こげになる。
「そう?じゃあ楽しみにしてる。」
ニコッと笑って、佐藤さんは手帳を見始めた。