無口なDarling


「柚木くん・・・?ちょっといい?」




・・・は?



振り向くと、間違えるはずない。そこには澄子がいる。




俺?なんでだよ?お前今日告白すんだろーが。



こんなことしてるとみかん野郎帰っちまうぞ??



・・・まぁちょうどいいか。




奪うチャンスじゃね??



強制的に俺の女にしちまえばいい。



気持ちぶつけて、そのまま奪ってやるよ。


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あの、中庭のベンチまで連れてこられる。


懐かしい、お前と出会った場所だよな?


「おい「あのね、」



話そうと思うと、その前に澄子が意を決したように声を出した。






「その・・・あの・・・」

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