無口なDarling


猛の細くてごつごつした指の感触にもう完全にトリップ。


腰のラインを行ったり来たり。


ワイシャツなんて役目を果たしてないし、この前親友と買いに行った可愛い下着は私の足首に無残に落ちてるし。





「気持ちいいのかよ?」


私の顔をわざと覗きこむ猛。


「ん。・・あっ」


やっぱり今日の猛おかしい。



私の反応を見て面白がってる。



恥ずかしいよ・・・。



一瞬猛の動きが止まったと思うと・・・


「アアア!!」


なんのためらいもなくいきなり突かれて、立ってられない。


体を全部猛の体に預ける。細い体だけど、適度な筋肉で硬い体。



私の全てを受け入れてくれる。


愛しい。


愛しいの・・・



「猛っ・・・」


キスをせがむと、ついばむようなキスをくれる。


少しずつ優しいキスに変わっていく。



だけど、こんなんじゃなくて、ちゃんと猛の気持ちが知りたいよ。



猛を好きになればなるほど苦しいよ。



この三ヶ月で少しは好きになってくれた?



私のこと見てくれた?



少しでも彼女って思ってくれた?



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