無口なDarling
いきなり・・・何?
「ん・・・ファ・・」
猛の舌が、喉に達しちゃう位すごい強引
「やっ!たけ・・」
苦しくなって、どうにか唇を離す。
すると、今度は猛の舌が私の首筋を這う。
ビクン
「やぁ・・」
なんで?いつもより怖い。
いつもはもっと・・・
耳の中をなめられて意識が飛びそう。
くちゅくちゅと猛のなめ上げる音が耳に響く。
「ふっ・・・ン」
声、我慢できないっ。
ねぇ・・・?
猛・・・気づいてる?猛にもらったピアスしてるんだよ?
耳元に埋まる猛の顔。
気づいてる?
猛の手は私の胸に絡み付いてて、もう完全に学校ってことは意識にないみたい。
なんかあったの?私なにかしちゃった?
こんなことじゃ猛の気持ちわかんないよ。
ちゃんと言葉で聞かせてよ。
「たけ・・・る・・?」
「澄子。」
私の名前を何度も呼ぶ。
なんで?そんな切なそう声出さないで。
好きだよ?
どうして?
こんな・・・こんな強引なの猛らしくないよ。