闇の花~2人の殺し屋~
「鎖紺は言ってた。『優しくなった』って」


「それがどうした?いいことだろう」




違う… 山岸もなんもわかっていない。



「確かに私は変わった。

でもね…殺し屋ヒースに優しさはいらない!私は“闇”!だから…考え方を改めた」




昔の私はもっと残酷で、冷たかった。


これは私がほしかった感情じゃない!



だから…即座に殺した。





「なんだよ、それ…。ヒース、お前は間違っている!」


「間違っていない!」



私は私の意志で生きていく。



いくら山岸が間違っていると言おうとも。




「私とあなたは違うの!全てが」


私は睨みつけた。




「ヒース!俺はッ…!」



“キーンコーンカーンコーン”


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