闇の花~2人の殺し屋~
「つきのー!」


山岸が走りながら、向こうのほうからやってきた。










今は昼。


そして私は表の姿。















――結局、私は闇の世界には入らなかった。



でも、すぐに光の世界に慣れることは出来ない。


だから、前と同じような“月乃”と“ヒース”の生活を送っている。


前よりは仕事の量は減らしたけど…













1つ変わったことは…

山岸を信じてみようと思ったこと。



あの日の夜から・・・



















「山岸。何持ってんの?」


傍に来た山岸は背中に何かを隠している。




「あっ…あぁ。・・・・ほらっ!」




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