キャッチ。
「あ…大輔、ニュース見てる?」
「ニュース…?今外で走ってるから見てないけど。」
「そっか……冬馬、見つかったよ。」
…マジで?
「そ、それ…マジで!?」
「うん。今は家に帰ってるってさ…。」
良かった…。
「はは…良かった…」
「…後から会いにいかない?」
「おぉ!!じゃあ今から家帰って準備するよ。」
「…分かった。」
「じゃあ…また後でな。」
「うん。」
奏太に別れを告げて携帯をポケットにしまった。
「うっし…帰るか。」
俺はくるりと半回転して、走った。
冬馬に何て言おうか…
バカ
アホ
何してたんだ
大丈夫なのか
全部言ってやろう。
とか、そんな事を考えていたが…
電気屋さんの前に人だかりが出来ている事に気付いた。
「…なんだ?」
人々の目線の先には…
テレビ。
入っているのは…
ニュース。