*水玉ドロップ*
「怖いに決まってるじゃない。運転手がロボットだなんて」


「アハハ…もう始業式終わったかな?」


「教室に行けばいい。私は職員室に用があるから」


昇降口で二人は別れ、美利は南塔に向かった

南塔とは代々S8クラスが使っている離れの校舎のことだ

特別なパスを持っていないと入れないようになっている

もちろん教師でも例外ではない


「南塔って何でこんなにキレイなのかしら。誰が掃除をしているって訳でもないのに」


『パスワードと指紋を認証します』


「ENJOY」


『パスワード確認しました』


そしてドアノブの鍵穴に指を差し込む


『宮崎美利。どうぞ中にお入り下さい』


中に入ると廊下が真っ直ぐ続いている

廊下なのにやたらと幅が広い

壁には歴代のS1クラスのメンバーの写真が飾られている

ここの階に飾られているのは最近のもので、初代のほうになると写真ではなく絵だ



< 45 / 47 >

この作品をシェア

pagetop