必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》



ほんの一年たらず前の自分を思い返してみると、無意味な時間を過ごしていたと。


自分の行動があまりにも愚の滑稽で嘲笑える。




俺の腕の中で安心しきった顔をして気持ち良さそうに眠る望の顔を見ると心底癒される。





自分以外の体温を感じながら眠ることがこんなにも安らかで穏やかな気持ちになれることを知ったのも望に出会えたから‥‥。



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