激甘歳差レンアイ!!
「そういうことでしょうね。」
梓は、呆れたようにため息をついた。
でも、由里はそれどころじゃない!!
だってだって!!!!
由里に、初めて好きな人ができたんだもん。
どうしよう。
先輩が好きだなんて。
でも、だとしたらすべて納得がいく。
ドキドキするのも、全部。
「梓、どうしよう~!
由里、先輩のこと好きになっちゃったよ。」
「性格には、”好きなことに気づいた”だけどね。」
今は梓のそんなため息を聞こえない。
ただ、先輩のことで頭がいっぱいになる。
そんな自分がはずかしくなる。
脳裏に浮かぶ先輩の笑顔。
やっぱりかっこよくて・・・・
思い出しただけでありえないほどに心臓が早く動き出す。