修学旅行★幼なじみと甘いキス

「…い、今いく」


それが分かった瞬間

わたしは急いでローファーにはきかえると、タタタッと翔がいる所へ走り出していた。


「乗れよ早く」

「う、うん…」


ハァハァと息を切らしながらやって来たわたしに、翔がそっぽを向いたまま言う。


チラ…と横を見ると、
ちょうどそこには二人乗りできるくらいの、小さな荷台スペースがあって…


「……」


なんだか気後れしながらも

一人ふてくされた顔をして待つ翔のすぐ後ろを、おそるおそるまたぐようにして座った。
< 71 / 473 >

この作品をシェア

pagetop