卒業なのに
さっきだって花道歩いてる時も

一人にはならないようにしよう

って思うのが精一杯で

でもいつの間にか

周りに誰もいなくい

周りを見れば

写真を撮ったり

楽しく会話をしたり

そんなキラキラした人たちがいて

彼らは中学校楽しかったんだろうな

って思う

僕だって

終わりよければすべてよし

ってこの卒業式むかえたのに

友達と抱き合ったり

写真を撮ることもなく

しかもその友達と

一緒に帰ろうって

言ってたのに

先に帰られて

結局独りで帰ることに

もちろんこの後誰かとごはん食べたりする予定もなく

自分の孤独を痛感しながら

自転車にまたがった。

さっきまで憎くてしょうがなかった風が

今は追い風となって味方してくれる


思い出を振り返ろうとしても

なかなか浮かんでこなくて

浮かんでも

いい思い出と呼べるのはまったくなくて

ああそうだった

と何回も思った

背中を押してくれている風が

僕の思い出も飛ばしてしまう


でも

これでもいいかな

なんかもう

変に名残惜しんでも

かっこ悪い

さっぱりと忘れよう


そう思ったのだけど

風でも飛ばせない何かが胸の中にある
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