6年1組
-家-


「ただいまぁ」

しー…ん

家にはウチの虚しい声か響いた。

自分の部屋に行き(兄貴と同じ部屋だけど)鞄を机においた。

「おかえりぃ…」

ウチには中二の兄貴が居る、今は不登校でウチの悩みの種の一つだ。

ウチは布団に寝転んだ。

今日は色々あって疲れたなぁ……、だりぃ。

「まどかぁ、腹減ったよぉ、何か作ってぇ」

気の抜けた声で、ウチにお願いしてきた。


「あぁ?黙れよ。話し掛けんな」

ウチはうざそうな態度で兄貴に言った。
はっきり言ってウチは兄貴が嫌いだ。嫌、大嫌いだ。
「酷い〜、良いじゃん〜」

気持ち悪い声でウチに言ってきた。

「っうっせんだよ!! つーか、失せろ!!(怒)」

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