ヒレン
「風邪引くなよ。」


「うん。また電話していい?」


「ああ」





毎日顔を合わせて






毎日キスをした






淋しさが溢れ出す







受け取ったサークルの案内の紙を見ながら校門を出てマンションへと歩き出した




ここが、ここでの出会いが、2人に何かを起こすことも知らずに。


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