ヒレン
「天の川・・・」


「うん?」


「実家の話。夏休みちょうど観光シーズンなの」


チョコクッキーを口にいれながら、答えた。


「姫雪湖だったよね。いいな」


「周りに何もないけどね。綺麗だよ」


いつの間にか時計は8時をまわり、人気も少なくなってきていた。


「もうこんな時間。舞子、明日も今日と同じで大丈夫?」


「うん。頑張ろうね」


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