オオカミなんか 怖くないっ!!

でも、原因は
アタシの行動にあるんだし

ユマを巻き込む訳には
いかないよね。



それに……



ユマに、アタシがヘタレだってバレちゃうかもしんないし………。








「大丈夫だよ。
修羅場には慣れてるから(笑)

ちゃちゃっと済ませてくるからねっ」


アタシは、無理矢理
にいっと笑うと
ユマに、そう告げた。


「そぅ?

んでも、もし何かあったらソッコー、メールしてね」


ユマは心配そうに
答えた。



< 29 / 59 >

この作品をシェア

pagetop