オオカミなんか
怖くないっ!!
でも、原因は
アタシの行動にあるんだし
ユマを巻き込む訳には
いかないよね。
それに……
ユマに、アタシがヘタレだってバレちゃうかもしんないし………。
「大丈夫だよ。
修羅場には慣れてるから(笑)
ちゃちゃっと済ませてくるからねっ」
アタシは、無理矢理
にいっと笑うと
ユマに、そう告げた。
「そぅ?
んでも、もし何かあったらソッコー、メールしてね」
ユマは心配そうに
答えた。