オオカミなんか 怖くないっ!!

アタシは
一瞬、ビクッと体を
震わせたけど


こういう時は
最初にナメられちゃ
『負け』だと思って



気合いを入れ直した。





「話しって

何なの?」



アタシは出来るだけ
低いトーンで
タツに尋ねた。




タツは

ふっ、と鼻で笑うと

アタシに近づいて来た。




こ、怖いっ(泣)



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