オオカミなんか
怖くないっ!!
「違う違う!
ユマが頼りないなんて
思ってないよ」
「ミツキはいつだって
ひとりで抱え込んじゃうから。
何も話してくんないし。
アタシ、心配なんだよ」
ユマはアタシの目を
じっと見ていた。
アタシ…
何やってんだろう。
強がって、ミエはって
大切な友達に
心配かけちゃって……。
アタシはユマに手をにぎられたまま
子供みたいに
ワンワン泣いた。
「屋上、行こっか」
ユマは
優しく、アタシの手をひいて歩き出した。