甘い香り
「それと、俺はお前たちが
付き合うとか付き合わないとかに
いちいち口出しはしないつもりだよ。
血は繋がっていないのだから、
好きにしたらいい。」

「…知ってたんだ。」

「あぁ、お前の嘘は解りやすいから
すぐ解ったよ。」

あたしは照れ笑いをした。
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