不器用なカノジョ。
「も、もう…限界っす、健様。
どうも俺たちに休憩をください…」
あれから2時間が経った。
もちろんその間に休憩なんてものは一切ナシだ。
野球で相当鍛えているはずの足がもう限界に近い。
そこで俺と慎太郎は未だご立腹の健に頭を下げた。
「ったく、しゃーねーヤツらだな。」
健のその言葉を聞いた俺たちはガッツポーズ。
「どっか行くのはいいけど、その代わり看板持って動けよ」
「了解です!健様!」
「その健様、っていうのやめろよ」
「了解です!健様!」
「だーかーらー!」
「すいません!健様!」
健の眉間のシワを確認したところで俺と慎太郎は看板を持って教室を飛び出した。