アナタだけのお姫様
「何食べたい?」
「えー……分かんない……」
「ぶはっ! なんだそれ」
「だってこんなにお店あったら分かんないって!」
「んー、まぁ確かに」
侑也が腕を組みながら何か考えている間、食堂内を見渡してみた。
本当に沢山お店があるから、何を食べたらいいのか分からなくなってくる。
それに、美味しいのかどうかさえ微妙だし……。
「ひよこさぁ食券でご飯食べたことある?」
「……何それ」
やっぱりって顔されても……。