アナタだけのお姫様

 今日は朝から機嫌が良かった。


 いつもなら、はかどらない勉強も、すらすら出来たんだ。


 だって今日は、日和と一日中一緒に居られる日だから。


 バイトも無いし、何をして日和と過ごそうか朝からずっと考えていた。



「日和さん、遅いですね」


「そうだね……お寝坊さんみたい」


 だけどもうすぐお昼だっていうのに、日和はまだ下りてこなかった。


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