霊務
【礼子とオッサンー48】


「なんまいだ~
なんまいだ~」







「おや、礼子君。
石なんて拝んで
何してるんだい?」






「静かにするザマス。
お祈りザマス」







「ザマス?!

一体何のおまじないだ?」







「オッサン……

今日は何の日か
知ってる?」







「え……?
特に思い当たらないが…」







「今日は5月14日の
ゴー・イチ・ヨンで
ご石様の日でしょ?

あ~ありがたや」







「んなメチャクチャな…」







「なんまいだ~
なんまいだ~

ご石様、
どうか春うララの人気を
減らしてください」







「はぁ?!!!!
礼子君!!
なんちゅーことを!!

小説批判か!!!」






「いいのよオッサン
あんなの
すぐ人気なくなるわ」







「礼子君は春うララが
嫌いみたいだね。

いいじゃないか、
面白いんだし
見守ってあげようよ」







「そんなの読まなくて
いいわ!!

その分、
読者が霊務を
見てくれれば十分。

雨水の小説で
ギャグ小説は
霊務しかいらない」







「礼子君
一応霊務はホラーだから

そこ勘違いしないで」
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