霊務
【礼子とオッサンー53】


「次は
『たった一つの魔法』を
紹介するね!!」








「雨水・第三弾の
短編小説だね」







「そうよ!
この世界には
たった一つだけ
科学では解明できない
魔法があるの。

感情のない王様と
心やさしい召使いが
織り成す、
不思議な魔法を起こす
ストーリーだよ」







「いや~礼子君。
私も王様になりたいよ」







「オッサン王様でしょ?

どこからどう見ても」







「え?え?

私はそんなに偉そうに
見えるかい?

ンフフ~
よく分かってるじゃ
ないか」







「うん!

よく暗闇で
トレンチコート着て、
通りかかった女性に
王様するんでしょ?」








「それ
裸の王様でしょ」
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