霊務
【礼子と愉快な仲間達ー44】
恐怖の薄らいだ2人は
その勢いで調子こき
始めてきた。
「そうだよね、
阿部ちゃん!!
人形なんて怖くないや!」
札夫は勇気を出し、
その様子を見ていた
山田も少し調子にのる。
「う、ウヒ…
そうだね、阿部ちゃんが
いれば、その程度のこと大丈夫だね」
「マジ、任せな!
さあ、マジ来いや!」
阿部は意気込んで、
闇の先を見つめていた!
…が霊の姿は見えない。
そう、礼子はまだサキ程
偉い霊ではなく、
レベルがまだ低いので
阿部の目にも姿が
見えないのだ。
まだ、
前が見えない礼子は、
そのまま三人をすり抜け
反対側に歩いていく。
その瞬間、三人は寒気を
覚える。
「ねえ…阿部ちゃん…
今寒気した一瞬、窓に
何か映らなかった…?」
ここで一つ説明。
昼間に自分の学校で、
礼子は一つレベルが
上がっていたのは
お忘れではない
だろうか?
今の礼子は主任で、
レベルは4。
写真に写ることができ、
声を出すことができ、
音を出すことができ、
そしてレベル4の
主任能力は……
「ウ……ヒ…
た、確かに、
な、何か映ってた……」
そう…
4つ目の能力は、
ガラスに姿を映すことで
あった
恐怖の薄らいだ2人は
その勢いで調子こき
始めてきた。
「そうだよね、
阿部ちゃん!!
人形なんて怖くないや!」
札夫は勇気を出し、
その様子を見ていた
山田も少し調子にのる。
「う、ウヒ…
そうだね、阿部ちゃんが
いれば、その程度のこと大丈夫だね」
「マジ、任せな!
さあ、マジ来いや!」
阿部は意気込んで、
闇の先を見つめていた!
…が霊の姿は見えない。
そう、礼子はまだサキ程
偉い霊ではなく、
レベルがまだ低いので
阿部の目にも姿が
見えないのだ。
まだ、
前が見えない礼子は、
そのまま三人をすり抜け
反対側に歩いていく。
その瞬間、三人は寒気を
覚える。
「ねえ…阿部ちゃん…
今寒気した一瞬、窓に
何か映らなかった…?」
ここで一つ説明。
昼間に自分の学校で、
礼子は一つレベルが
上がっていたのは
お忘れではない
だろうか?
今の礼子は主任で、
レベルは4。
写真に写ることができ、
声を出すことができ、
音を出すことができ、
そしてレベル4の
主任能力は……
「ウ……ヒ…
た、確かに、
な、何か映ってた……」
そう…
4つ目の能力は、
ガラスに姿を映すことで
あった