【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

┣1−A、皆良い奴ら!!


急に、頭の中に響き渡るあの音。
不快感を覚え、目を開けた。

「ぅ…ん〜…ん…」

もう朝か。

私は、不快感の原因、目覚まし時計の停止ボタンを押した。

「ふあぁ〜眠っ…」

…あ、羅々起こさないと。

私は羅々の部屋に向かい、軽くノックしてドアノブを回した。

ガチャッ

「羅々〜?朝だけど…」

「…んん〜にゃぁ〜っ…スー」

なんか…か、可愛い…(笑)

「羅々ー?朝だよー?起きないと」

「スースー…にゅ…」

起きないし。

仕方ない。こんな時は…実力行使だ。

フゥッ

「はえつきにあたがまらかあたば!?!?」

バッ

な…何語…?

「ふぇっ?!何なに?!今…耳に息が…って、あぁっ!!」

私を見て、ぷくーっと頬を膨らませる羅々。

「もぉ〜す〜ちゃんのいけずー!!」

…いじけた。

「はは!!ごめん。ご飯作るから起きて!!」

「ご飯!?やったー!!はぁ〜いっ♪」

機嫌直るの早っ!!そして扱い易っ!!

世話のかかる妹みたいだなぁ(笑)
私、妹いないから、何となく胸が擽ったい。



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