壊れそうな運命の恋
席についたら



『あの…私のぶんの820円です。』



と言って
藤山さんに小銭を
差し出した。



『えっ?いいよ。
俺が誘ったんだし。
俺が払うよ。』







『でも…そんな訳には…。』



『気にしないでいいから』



そう言って藤山さんは笑った。
私は小銭を
財布に片付けるしか
なかった。



『ありがとうございます。
では、ご馳走になります。』



窓の外をふと見たら、
サラリーマンの方や
OLの方が
せわしなく街を
早足で歩いていた。



みんな忙しいんだなぁ〜。
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