君がいて…
この手紙をみた後…思わず…蒼君に抱きついた…
みんなびっくりしてた。でも…蒼君だけはわかってたみたいに…抱きしめ返してくれた…
「椎夏…幸せになれ!!椎夏の心からの笑顔をまたみたい…」
「あ゛お゛い゛ぐん゛」
優しく涙を拭ってくれた…
「椎夏…一瞬俺を朔だと思っただろ(苦笑)」
「うっ…」
「葬式の時も、そうだったもんな…岳たちに心配かけまいと堪えてたよな…後、朔たちが椎夏の笑顔が好きだったし…"泣け"って言うまで…なかなかったし…(苦笑)」
岳たちが…びっくりしてた…
「蒼君…」
「俺は第3の父だ。岳たちと同じくらい!!椎夏のこと思ってるつもりだ(苦笑)」「そうよ♪私もよ♪」って七菜ちゃんも言ってくれた…
「いつまで抱きついてるの??」
弥矢が呟いた…
「ほら〜返すよ」
無理矢理!!弥矢の腕に押し付けた…弥矢の腕に入った瞬間…号泣した…
「椎夏!?どうした!?」などと慌てて「パパとの約束覚えててくれてありがとう(泣)」
「えっ!!あぁ〜」
腕から私を避けて、優しく涙を拭いながら…
「中学くらいに、初めて椎夏を見たんだよね〜。その時に、一目惚れしたんだよね(笑)噂では七海椎夏はめっちゃ可愛い子だって知ってた。でも実際の椎夏は、噂通りに可愛かったけど、俺が今までに見たことのないくらい、人を避けててさ…でもね、俺にだけ"お兄さんは好き"って言ってくれた。びっくりした俺に、"だって…私に適度な距離を保ってくれるから、それが嬉しい//またどこかで会えたらいいね♪私は七海椎夏♪14歳(笑)お兄さんは??""秦野弥矢…15歳。""弥矢君…またどこかで会えたらいいね♪じゃあバイバイ"そう言って去って行った(笑)その後すぐだよ…椎夏の父親がきたのは…やっぱり兄貴目的か…って思っていたら…親たちに隠れて俺に、その約束をさせて、帰っていった…なんかの冗談だと思ったけど、信じてみた(笑)またあの子に会えるならって♪そしたら…こうなった(笑)信じて良かったって本気思ったし(笑)」
「本当にそう思ってる??」
「思ってる。」
「あのね…あの時のお兄さんだと思わなかった。」
「えっ!!」
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