+.永遠の花.+


「きもだめし」





……はあっ!?


き…きもだめしっ!?


きもだめしって…あの


肝試しっ!?





「お…お墓…とか??」


「今回はお寺。結構年季入ってるけど」


「ま…まじで…??」


「うん。もしかしてそういう系苦手とか??」





一之瀬さんはケラケラ笑いながら言った。


一之瀬さんは軽い冗談のつもりで


言ったのかも知れないけど


僕には笑えなかった。


そんな僕の反応を見て一之瀬さんは





「…本気で??」





目を丸くしている。


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