+.永遠の花.+


しかも今回は顔まで殴られて


あげくのはてにはおでこが切れた。


血を見たときはあいつらに殴られる恐怖よりも


一之瀬さんに怒られる恐怖のほうが


上だったけどね。


まあ、僕はムカついたけど


殴らなかった。


僕も殴ったらあいつらと同罪だし。


今、誰かが先生を呼びに行ったから


もうすぐ来るだろう。


もうさすがにムカつくから


いままであったこと全部先生に言っちゃう。


弱虫??


そんなんじゃないし。


事実を事実として言うだけだし。


しばらく自分の机に座って待っていると


廊下から足音がしてきた。


< 74 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop