―優しい手―
土下座したまま いろんな事を思い出した
いつヤラれてもイイと思った
だけど、せめて シュウと手を繋いで死ねたらイイのにと思った
いつでも温かいあの手に…
そう、ふと思った時 私の手は温かいもので包まれた
頭を起こすと シュウが足を傷めて引きずりながら 片手に銃、片手に私の手を握りしめていた
“帰ってくるっていったのに、余りにも遅いから 様子を見に来たら、このザマかよ”
フッとシュウは 笑っていた