心から好きと言って【完】
「・・・将っ・・・・?」
ビックリして将を見た。
先生も何も言えないみたい。
「今日、留果が来ただけでいいじゃねぇーか。退学じゃねぇだろ?」
そう言うと私の腕を掴んで教室を出ていく将。
「・・・将・・・痛ぃょ・・・」
「・・・・・・・」
将の手の力が強すぎて痛い。
将はスタスタと屋上に来た。
「お前も言い返せよ!」
怒鳴られた。
「・・・ごめんなさい・・・」
小さく謝ると将は頭をかいた。
私から顔をそらして言った。
「お前は悪くないから、自分責めんな?」
優しい言葉。
私は小さく頷いて"うん"と言った。