心から好きと言って【完】
ふわって将の香水の香り。
気がついたら、私は将の腕の中。
「・・・・ぇっ・・・・?」
もうさっきからのことで、頭が混乱してる。
あんなに遠くて触ることも出来なかったのに。
なんで?
将に抱きしめられてる。
「俺が守るから・・・」
そう私に聞こえないくらい小さい声で言ったの。
聞こえた将の言葉に、私は放心状態。
将は私を離してもう一回キスをした。
触れるだけの一瞬のキスを。
二人は何も言わないで、屋上を後にした。
教室で将と別れる。
久しぶりの教室は前と変わらない。
それより、私はさっきの出来事で顔が熱い。