*桜恋*
ドサ・・


「い、たた・・・・」


ななせは、昂汰がとびついて来てくれたおかげで、


大型トラックにひかれず、


歩道へ倒れ込むことができた。


 「あ、昂汰。ありがとね//」


照れ気味に言うななせ。


 「・・なにがだよ」


昂汰の声のトーンは、低かった。
< 9 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop