光のカケラ





2人の顔色が青ざめる。



昴「…お前、なにがあった?」



「…いや、別にそう言う訳じゃないよ…」








昴「…言え!!」









あたしは頷いた。

昴ならわかってくれる。

昴はずっとあたしの手を握っててくれた。



「…あの日ね、ハルん家から帰ったらね
…ママがいたの」



唾を飲み込む。



「…そしたらママ…
もう二度と帰って来ないって。

荷物全部持って玄関でるときに言ったの。



「あんたなんか産まなきゃよかった」って。



ママはそのまま出て行った。」




涙が止まらなくなって



途中でしゃっくりめ混ざってきた



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