はつ恋
私は仕方なくお弁当を食べる事にした。



光太は私の隣に座り私の顔を見ている。



「光太そんなに見られたら、お弁当食べれないよ。」と私が言うと光太は、「いいの見てたいから。」



岬が笑っている。なんかクラスのみんなも笑ってるような気がする。



その時教室のドアが開いた。



担任の佳祐が入って来たのだ。



私はお箸を持ったままうつ向いてしまった。



佳祐は明日の予定の連絡する事を忘れたらしく、何か話している。



私はお弁当も食べられず下を向いたままだ。



回りから見たらおかしな光景だろう。



光太が「亜子無理しなくていいよ。食べれないなら残せ。」



私は光太の方を向き頷いた。



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