はつ恋

誕生日の夜

次の土曜日が私の17才の誕生日。


佳祐とデートをして夕飯を食べて帰って来る予定。


あっと言う間に一週間が過ぎ、今は土曜日の朝。


佳祐とは昼過ぎに待ち合わせなのに、朝早くから起きて何着て行こうか?ずっと悩んでいた。


そこに佳祐が入って来た。

「やだ何で佳祐が来る訳?待ち合わせは昼でしょ。」

「今叔母さんから電話が来て、亜子の様子をみてやってねと言われたんだよ。」


「何それ意味分かんない。」

「亜子これ何?服こんなに広げて片付けてるの。」


「だって佳祐とデートだから、気合いいれようとしたのに。見られたら意味ないじゃん。」


「どれでもいいよ。」


「はぁ佳祐女心が分からないんだね。好きな人には少しでも可愛く見せたいんだから。」


「亜子はそのままで十分可愛いから。」


だって今パジャマのままだし、髪ボサボサだしどうみても可愛い訳ないだろうが。


佳祐を睨んでみた。


佳祐が笑っている。



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