はつ恋
ずっと二人だけの時間が続けばいいと思った。


佳祐がこんなに嫉妬深いとは思わなかった。でも愛されているんだなぁと感じた。


佳祐が急に「俺亜子に夢中だから、自分が止められない。」


「そんな佳祐も好きだよ。」

「俺の方が何倍も亜子の事好きだから。」


ううん私の方が何十倍も佳祐の事が好きだよ。


だって私はこの7年間誰も好きにならなかったもの。

ずっとずっと佳祐を待っていたんだからね。


私は佳祐の耳元で、「私の方が何十倍も好きなんだから。」


「亜子がそんな事言うからもうどうなっても知らないよ。」



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