はつ恋
それから二人で色んな話しをした。


佳祐は大学で、私と少し似た子と付き合った。


でもどうしても、私の事が忘れられなくて、彼女には本当の事を話して別れた。

その後は年上の人に告られ、寂しかったから付き合ったけど、結局うまく行かずに別れた。


「佳祐何人の人と付き合ったのよ。」


話しを聞いているうちに、私は段々怒れて来た。


「亜子嫉妬してる。」私をからかう佳祐。


「だって私はずっと佳祐だけだったのに、佳祐は色んな人と付き合った訳でしょ」


「でも愛し合ったのは亜子だけだから。」


「本当に。私だけ?」


まぁ嘘でもいいよ。今こんなにも愛してるくれているから。なんてちょっと大人的な私。



「亜子何笑ってる?」


「ううん何でもない。」


「こら!教えろ。」佳祐がくすぐる。


「佳祐駄目だってばー 。」

今日も又眠れそうもない。


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