はつ恋

岬の愛

私は光太が好き。サッカーの試合を見ていた時私の胸はときめいた。


それからは、光太ばかりを見ていた。そして光太のそばには、いつも森島亜子がいた。


中学二年の時亜子と同じクラスになり、私は声をかけた。


長くて綺麗な髪、目が大きくてとても可愛い顔をしてる。私より身長も低くて誰もが守ってやりたくなるような子。


光太は、いつも亜子のそばにいて笑っていた。


亜子も楽しそうだ。


光太はモテた。だけどいつも断っている。


光太は亜子が好きなんだと思った。


亜子に言い寄る男を睨みつけ、亜子に近づけないようにしている。


でも亜子はこの事に気づいてはいない。


私が亜子に友達になりたいと言ったら、すごく喜んでくれた。



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