Star Dust ~星のカケラ~

Le secret de yeux ~瞳の秘密~

再び目を覚ました時、視界には豪華な装飾が施された燭台が見えた。


寝かされていたのは天蓋つきのベッドの上。


慌てて目元を確かめる。


混乱して気付かなかったがコンタクトが外れていた。


「どうしよう」


その時、扉が開き銀髪のおにーさん、改めレイ・カーソン隊長が入ってきた


「気がついたか。気分は?」


思わず顔を背ける。見られたくない。


「おい。…その瞳。よく見せろ」


強引に顔を戻される。


眼の前に輝くまぶしいばかりの銀色。よく見れば瞳は綺麗なコバルトブルーだ。



その表情(かお)を見ていられなくて、私は、アッシュグリーンの瞳を閉じた。





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