あなたが探偵?私が助手?




「ってゆーかさ、清香姉、時間ヘーキ?」



清亜に言われて時計を見る。



只今、8時50分。



面接は9時から。ちなみに家からバイト先まで20分。



ちーん…(┳◇┳)



ヤバッ……!!



「行ってきまーす!」



急いで玄関まで行く。



「清香姉、化粧ぐらいしなよ。」

「時間ない!リップはつけてる」

「リップだけ!?」



黙れ。



薬用ではないぞ、
色付き香り付きだぞ。



1?0均で買ったとは言わないが……



「じゃね!」



2人に挨拶して、家をでる。



「まぁ~たくっ!自分に対してまったく無頓着なんだから!清香姉は!」


「そうね、素材がいいのに、磨かないんだから。」


「清香姉に惑わされた男共が可哀想だ……」



と、2人がそんな会話をしていた事に私は気付かず、走っていた……




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